パチンコ依存症解決策:依存症の回復支援施設の紹介

当サイトでは以前から「回復支援施設」を多く取り上げてきました。
(詳細はこちら⇒ご本人とご家族のケア—依存症ケア団体ギャンブル依存治療のNPO法人「ワンデーポート」について
今回は、まだまだ紹介しきれなかった回復相談施設をジャンルごとに少しずつ紹介したいと思います。

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意外と多いパチンコ依存症の回復支援施設

パチンコ依存症の回復を支援・相談を主に行っている機関は意外と多いです。
ホットライン機能や無料相談窓口を持つ行政機関やNPO団体などを紹介します。
フリーダイヤルではありませんが、興味があるかたは利用してみても良いかもしれません。

行政機関

行政機関ではギャンブルを専門で扱っているわけではありませんが、病院にかかる際は「精神科」になるため、それに絡めた施設をいくつか紹介します。
無料相談窓口などが設けられている場合もありますので、ぜひチェックしてみてください。

【精神保健福祉センター】
精神保健福祉センターは各都道府県に一ヶ所以上設置されているもので、地域の精神保健福祉活動を推進している機関です。
ここは、保健所をはじめとする機関に対して専門的立場から技術指導・援助等も行っているので、電話相談には臨床心理士等が対応しています。
電話相談はあらかじめ予約が必要なので、覚えておいてください。

【保健所】
こちらは精神保健福祉センターよりもより地域密着型のものです。精神保健福祉相談を行っています。
対応してくれるのはおもに精神保健福祉相談員ですが、保健師や医師も相談に対応している保健所もあります。

 

この二つの窓口はいずれも幅広く依存症を扱っているのですが、最終的に医療機関の紹介で落ち着く場合もあります。
そうした情報も分からない方にとっては治す選択肢として覚えておいても良いと思います。
また、相談は無料ですが、医師による医療行為が伴うと、当然、有料になるので、覚えておいてください。

 

NPO法人

次にNPO法人の支援団体です。
数が多いのはアルコール・薬物問題の支援団体ですが、広くアディクション問題に関わっている団体は、ギャンブル依存やパチンコ依存症の相談にものってもらえるところもあります。

 

【AKK(アディクション問題を考える会)】
東京都世田谷区上北沢に所在をおくAKK。
実際に依存症を経験した方が、ボランティアのカウンセラーとして電話での無料相談を行っています。
相談は依存症全般にわたっていますので、パチンコ依存症も対応してもらえるはずです。
そして、相談から必要に応じて医療機関や自助グループの紹介も行います。

相談日:火曜日(祝日・年末年始・夏休みを除く)
時間帯:午前10時から12時まで 午後1時から4時まで
電話番号:03-3329-0122

【特定非営利活動法人ヌジュミ】
神奈川県横浜市にある女性専用のギャンブル依存症を回復支援する施設です。
代表の女性は、回復施設を通して自助グループにつなげてもらい社会復帰を果たした元ギャンブル依存経験者です。

電話相談の受付は、曜日を問わず、午前9時から午後5時まで
電話番号:045-744-6516

【ワンデーポート】

詳しくはこちらに書いてあります。⇒治療支援団体NPO法人の「ワンデーポート」について

自助グループ

自助グループにもホットラインや無料電話相談がありますが、ほとんどが入会希望の質問のようです。

自助グループの意味は、「なんらかの障害や問題を抱えた者どうしが自発的に結びついた集団」です。
よってNPO法人ではありません。
ボランティアのような感じだと考えるとわかりやすいでしょう。
一番有名なのは「ギャンブラーズ・アノニマス(通称:GA)」でしょう。

 

【ギャンブラーズ・アノニマス】
有名な団体なので詳細は省きます。

問い合わせは、常駐のスタッフがいない関係で郵送・FAXまたはメールで受け付けているようです。
また、返答にも時間がかかりますので、ほかの団体のようにスムーズな電話相談というわけには行かないようです。
それでも連絡を入れたい場合は、HPにあるPDF形式の質問ファイルを使うか、メールでどうぞ。

 

【ギャマノン】
同じくギャンブル依存症の自助グループです。
ギャマノンはギャンブル依存症の本人のためのものではなく、その家族・友人のための自助グループです。

お問合せ:毎週月曜日と木曜日の午前10時から正午まで
電話番号:03-6659-4879